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トロテック・レーザー加工機を使ったブルガリディアゴノ、複雑形状のベルト製作

最近のブランド時計には時計とベルトの接合部分が凹凸など複雑な形状のものがよく見かけられます。もちろんデザイン性を重視したものですが一部では市販の汎用替えベルトに簡単に交換できないような政策的な意味合いも含まれているかもしれません。 純正品の良さはもちろん尊重しなければなりませんが必ずしも個々のユーザーに寄り添った対応(素材や色の選択肢、サイズのカスタマイズなど)が出来ているかというと大いに疑問が残ります。 これらの特殊ベルトは時計との嵌合など0.1mm単位での製作精度が求められなかなか請け負うSHOPが無いのが実情でしょう。到底ハンドカットでは精度が追いつかず完成度の高い商品は作れません。 当社ではこのような製作にあたってはまず精密な図面を製作、それに基づき正確な切り出しが可能になるレーザーカッターで革を加工します。まずこの精度の土台があってこそ複雑なベルトの製作が可能となるのです。 トロテック・レーザー加工機    

タイムギアvol.17

先月号のPOWER WATCHに引き続き今月号のタイムギアでも紹介を頂きました。船平編集長、ありがとうございました!

【Bang & Olufsen 再生計画】

デンマークの高級オーディオビジュアル機器ブランドとして世界に名を馳せるバング&オルフセン(B&O)。BEO WATCHはそのB&O社のAV機器のリモコン機能を搭載した時計でデザインはかのJACOB  JENSEN。今回はこの時計の革バンドを製作するお話。 お客様がお持ちになった時計にはブレスのプレートの一部とバックルが残されているだけ。しかも時計本体とのジョイントはブレスに埋め込まれた金属パーツにビスでジョイントする構造のため単純な革バンドでは成立しない。普通であれば即座に「無理です」とお断りする案件、しかしそうすれば永遠にお客様は愛着残る時計を使うことができないのでここは当然チャレンジすることになります。 金属部品をワンオフで製作するのは現実的に無理なのでアクリルの切り出しで代用しそれを革に埋め込みつつ強度と美観を兼ね備えるよう試作を重ねること数回・・・。お客様のご希望も取り入れつつ強度確保のトライ&エラーを繰り返しついに1ケ月を掛けて完成!。もちろん使えるようにするだけでなく最高のクオリティーは譲れません。栃木レザーの最高級オイルレザーのシンプルな風合を利用しつつ微妙な立体感を造りこむことでJACOB JENSENの世界観との融合に成功しました。